思うことつらつら ― 2011/12/12 21:02
長らく投稿せずにおりました。反省。
鹿児島には先週のうちに戻ってきています。
上京した折に、従兄弟に質問されて少々とまどった話をひとつ。
「農家は商品にする野菜には農薬をふり、自家用野菜には農薬をかけないのは本当?」
この質問そっくりそのまま
私も何回かいろんな方に言われたことがあります。
お茶を販売しているときにお客様から
「農家は自家用のお茶には農薬かけないんでしょう?」
とか。
髪を切ってもらっていたら美容師さんから
「お茶農家は自分の飲むお茶には農薬かけてないってききましたよ。」
とかまことしやかに。
その答えはわがえん茶の場合は「いいえ、農薬をかけています。」です。
私たちの販売するお茶は自家用茶がスタートです。
我が家で1年飲むお茶を親戚や知人にお分けしたところから
お茶の販売につながっています。
今少しずつわがえん茶のお客様の輪が広がってきていますが、
それでもお買い上げくださる方は知人であったり、知人の知人であったり、
そういう繋がりの中での販売網です。
ほぼ顔が見えるお付き合いの小売りなので、
みなさんが飲んでくれるお茶に責任も自信も持っているつもりです。
皆さんにお売りするお茶は私たちが飲んでいるお茶と一緒です。
農薬もかけていますよ。必要量だけね。
そもそも私たちのお茶の作り方ですと、ある茶園だけ農薬かけないで
製造してそれで販売して・・・・なんていう風に特別枠を作って管理することの方が結構厄介なんでして。こんな種明かしはしなくていいかもですけど。
わがえん茶として小売りしているお茶も市場に出しているお茶もどれも同じような管理をしていますよ。(厳密には品種による耐病性の差とか、土地による虫の発生の違いとか管理はちがうんですけど)
では野菜農家はどうなのでしょう?
私は従兄弟には明快に返答ができずにわかれてしまいましたが、
おそらくこういうことかなぁと。
商品として野菜を売る以上
その品質には一定の基準、規格があります。
それに見合ったものを作るためには農薬が必要な時があります。
自家用の野菜には農薬をかけないのではなく、
自家用であれば、そこまでの品質管理が必要でないから、
農薬をかけない場合もあるのではないかと思います。
そういう意味では自家用と商品用に管理の違いが出てきてもおかしくはないと思います。
家庭菜園ではあんまり農薬をかける人はいないですよね。
おそらく農家の菜園もそうだと思います。
それは農薬の毒性を危険視すると言うより、
菜園は適期適作で、目の届く範囲内の少量多品目栽培だからだと思います。
その時期そこでよく作れるお野菜を、菜園で栽培するにはそんなに農薬は必要ありません。
でも売り物の野菜は高く売るためには
栽培時期をずらしたり、たくさん植えたり、虫や病気がついては売れなくなってしまって
大変ですから農薬かけるでしょうね~。
これを自家用と売り物を区別しているって話になってしまうのかな。と。
まぁ。
次回従兄弟に会ったらそんな風に説明したいな、
彼の職業になぞらえて、あなたの商売でもお客様に売るものは
商品管理徹底するでしょう?って。自分ちで使うなら多少難あり商品でも
わかって使うでしょう?って。
そういうことのような気がしますけど。
農業も商売なんですよ~。って話。なのであります・・・・。つらつらと。
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