縁は丸いもの2011/06/01 21:21

わがえん茶には
鹿児島弁の「我が家」という意味と
「私の茶園」ていう意味と「私のご縁」という意味があります。

昨日はご縁を感じる出来事がありました。

茶工場にお客様が見えられたのです。
それもそれも横浜に住む夫の伯母の友人の弟さんだという方が!!!
聞けば同じ校区にお住まいだと言うではありませんか!

へぇ。
ご縁というものまわりまわってこんなにご近所の
お客様との出会いをもたらしてくれるのねぇと。しみじみ。

日本て広くて狭いもんですね。
M山様。
これからもわがえん茶をどうぞよろしくお願いします^^

力がへなへなと抜けていく2011/06/03 21:20

昨晩桜島さん威勢よく噴火してくれたようですね。
夜のうちに降灰があったようで
ここいらの茶農家みんな
茶摘みの出鼻をくじかれて(今日から茶摘みスタートの工場も多く)
うわぁぁぁとうなりながらの、洗浄作業が始まりました。

洗浄は茶畑で行う方法と
摘み取って茶工場でする方法とありますが、
ほとんどが茶畑洗浄をしています。
茶畑洗浄も
畑灌水のパイプが通ったところは
スプリンクラーなどのノズルを設置し水をまけばいいのですが、
佐多製茶の茶園にはそういう設備はないので
防除機に専用の水タンクとノズルをつけてひと畝ずつ丁寧に
洗っていくしかありません。
写真は参考までに昨年の↓
もうね~。これ効率悪いんですよ。

大きい茶工場ですと、洗浄機2台使いとかやってますけど
こちとらしがない家族経営。

ひと畝を3から4往復して水を足し、
水汲み場から大きなタンクで水を運んで
洗浄を続けます。

普段の倍以上の労力と時間がかかり。
それに洗ったあとを摘むわけですから
濡れた葉になり、
製造も時間的ロスが増えるわけです。


でも洗わなきゃ
異物混入ということで
作ったお茶の返品がきてしまいます。

やるしかない。
洗うしかない。
こんにゃろーとお空をにらみつつ。
少しはかなく笑いつつ。
それでもできるだけ朗らかに
お茶摘み&製造をした佐多製茶一同です。

自然というか、
災害と言うか
まぁそういうのにはいろいろ泣かされますけど、
それでもそこに収穫できる茶葉のある限り
本当みんな誰しも必死に働いていますよ。

なんか、水タンクと洗浄機と摘採機と生葉摘んだトラックが行き交う県道をながめていたら、泣けてきて泣けてきてしまった花子です。
どんな仕事もかもしれないですけど。
みんな必死ですよ、現場は。

おりしも今日のニュースには茶葉の放射性物質の規制値が確定し、生葉だけでなく、乾燥した荒茶でも商品として売られる茶葉でも同じ500ベクレルが適用されることとなった日で。
茨城や神奈川などのお茶が出荷制限措置となりました(今までは自粛だったはず。)。
丹精込めた茶の葉を売ることはおろか飲用さえも控えろと言われるのですから、どんなにか切ないことだろうと思います。
そんなこともぼんやり真剣に思いながら
今日の一件を乗り切ったところです。
原発問題はとにかく1日も早い収束を心から願います。

はぁ。明日も洗浄(ある意味戦場)なんだろうなぁ。
はぁ。ハイ!ハイ!

子連れ2011/06/04 22:41

本日も洗いました。
洗浄二日目となると、初日のようなワタワタ感はなく、
落ち着いて行動ができたように思います。
じいちゃんも洗浄したり、水汲みに走ったり、機械を動かしたり。
元気な84歳。佐多製茶のすごすぎる戦力です。


摘採機と洗浄機のショット。
こういうのはなかなかレアではないかと。
今日ならあちこちの茶畑で見られましたがね。


週末なもので早帰りした子どもらも少しですがお茶畑にお出かけ。
子どもらはトラックの荷台がお気に入り。
ここが一番親としては安心で安全です。


さて明日はどうなるか。

お茶飲み話2011/06/05 01:48

先日発送した。
津波被災地に向けて送ったお茶のセットが
岩手に届いたと、連絡がありました。

個人的に支援活動をしている知人にこのセットは託したのですが、
知人曰く、津波の被災者のみなさんは
いろんなことに遠慮して、自分の境遇や体験や思いなどを
なかなか人に話すことがないそうです。
「お茶をみんなで飲むことで、
茶飲み話をして、穏やかに落ち着いて
いろんなお話や要望や思いを聞くことができるかもしれない。」
と電話口で夫に話してくれました。

急須で入れるお茶の、
ひとつの器から回し注がれる飲み物の持つ場を和ます雰囲気って
きっと今こそ必要なのかもしれないです。

お茶の力を信じます。

アメヘ2011/06/07 17:09

こんなにじゃんじゃん雨が降ろうが
灰が落ちません(泣)。

ちゅうことで、最終兵器
洗浄機がとうとう登場でございます。

今年の2番茶は
早すぎる梅雨入り、早すぎる台風襲来、
そして早すぎる(昨年よりも)降灰。
へこたれそうな、展開。

伯父曰く
「アメヘ・アメヘじゃらい(雨灰、雨灰だなぁ)」
でございます。

なんかもうここまでいくと、
みんな半べそ状態のように思われますが、
それでも成長は止まらないお茶の木たち。
こちらの都合は関係ないでございますよ。

躊躇している暇はない。
嘆いていてもお茶は減らない。

ちゅうことで、
葉をくいしばって。いやいや歯を食いしばって
お茶摘みます。

アメヘアメへを2番茶の流行語大賞に。